30代のおぼえがき

ヤフージオシティーズ愛用していました。

お知らせページを見て涙を流す30代

久しぶりに、インターネットに記事を投稿して3回(今回が、4回目)。

はてなさんの、ようこそブログのコーナーのお陰かなと思います。まさか自分の記事を早速見てもらうことができるなんて。

星をつけていただいたよ、というお知らせを見て、このところ緩めの眼から、ぽろぽろと涙がこぼれるのですが、

この涙の感情がわからない。

多分、「うれしい!」ではなくて。「まさか!」でもない。

もしかすると、どちらも混ざっているのかもしれない。

洗面所で髪の毛を乾かしていた手を止めて、しゃがみこんでぼんやり眺めていました。

わからないけど、わからないから、ひとまずこの感情を抱いた情景だけ残しておこうと思います。

中学生みたいだ、文章が。当時から、たいして自分は変わっていないんだろうな。

20年前のインターネットの心地よさについて考える

インターネットが発展して、本当に便利な世の中になりました。

私も、昔はよかったと嘆きながらも、どれだけの恩恵を受けているかわかりません。

ただ、この心が落ち着かない感じは一体何なのだろう、と長らく考え続けています。

 

矢沢あい先生の漫画「NANA」9巻に印象的なセリフがありました。

”おかしな話だよな なんで城がデカくなるほど窮屈になるんだ”

 

なるほど、バンドの発展とどこか似ているのかもしれない。

地元で応援してくれる人がいて、そこには確かに繋がりがある。

喜び合える関係。ファンにとっても、ある程度お互いが認知できる距離感。

知名度が上がって、ファンが増えていくたび、売れていくたび、バンド側は自分達らしく居づらくなっていく。

ファンは、自分たちが大勢の中のほんの一部である感覚を持つようになっていく。

 

インターネットが一般的になって 人と繋がりやすくなっているからこそ、

大勢の中のほんの一部であるちっぽけな自分に気がついて、とても悲しい気持ちになるのかもしれない。

自分が存在していることを感じられる居場所を、見つけづらくなっているのかもしれない。

元々、自分はたくさんいる大勢の中のほんの一部であることには変わりないのに。

ほどよい繋がりの中では、自分の存在感を感じられるから。

 

今ブログを(再び)書き始めた理由

昨日最初の記事を投稿して、誰に読まれるわけでもないのに、そわそわした自分がいます。

仮でつけたブログのタイトルを、1日経ってすぐに変えました。もしかするとまた変えるのかな。

そういえば当時(中高時代)も、自分のホームページの名前を、折に触れて変えていました。

最後の名前は覚えています。

途中の名前は、一つだけ覚えています。好きなアーティストの曲に絡めたホームページ名。その前のホームページ名のロゴを、ネットの友達が作ってくれたのに、すぐ名前を変えてしまったので、その友達を怒らせてしまったことが忘れられません。

当時は、いかに満足するホームページを作るかに、日々奮闘していたなぁ。

(当時はそれを、”リニューアル””リニュ”と呼んでいました)

その当時の自分が感じていた”リニューアル観”については、また改めて残せたらと思っています。

 

記事タイトルの、今ブログを(再び)書き始めた理由。

(再び)としたのは、私は元々、いわゆるブロガーではなく、個人ホームページの、日記ページのためにブログサービスを活用していたからです。

ブログサービスでの繋がりはなくて、あくまで個人ホームページで繋がりを作っていました。

なので、ブログサービスは使っていたけれど、ブログ出身ではないのです。

正直、人様の領域にお邪魔している感じが、今はあります。

 

今、私の見ていた個人ホームページというものは、ほとんど見かけません。

この記事を書きながらふと、「”アーティスト名” ファンサイト」でグーグル検索してみたら、ファンサイトのリンクを複数貼っているHPを発見。

アクセスしてみると、「404 Not Found」 …だよねぇ。

私のインターネットの原点だった、大好きなホームページも「Not Found」。

 

今は皆、X(Twitter)、Instagram、もしかするとFacebook?他にもあるのかな、それで繋がっているのだと思います。

ただ、私はどうしてもその文化に(今は)入れない。

トライしたけれど、身体と脳が拒否反応を示してしまうのです。

 

ずうっと悩んでいました。大好きな場所を忘れたくない。なくしたくない。でも、故郷の景色が変わってしまった。戻って、変わってしまった姿を見ることが、つらい。

ここは故郷なのか?だってほとんど何も残っていないのに?

 

インターネットは使います。色んなwebサイト、ネットニュース、動画も観ます。

現代の利便性は有難く享受しているからこそ、こういったことを口にすることがはばかられます。昔の景色をまた見たい。

 

そのために、どうしたらいいのか。やっぱり、インターネットなのです。

広げたいわけではない。わかる人と、わかる範囲で繋がりたい。当時の思いを胸に。

 

私とインターネットとの出会い

20年程前でしょうか。

小学生の頃でした。家にノートパソコンがやってきて、OSはたしか、WindowsXPかな?

PCに入っているソリティアマインスイーパで遊んで、インターネットで当時好きだったアイドルのファンサイトを見て回りました。

たしかまだ、YouTubeもなかった。フラッシュ動画の時代。

インターネットが好きで、小学校から高校時代まで、BBSとチャットが自分の居場所でした。

 

大学時代(2010年代)に、スマートフォンを使用し始めました。

受験時代を含め、目まぐるしく過ぎる日々に、私の居場所だったホームページからは足が遠のき。

気がつくと、周りの人は、FacebookTwitterを活用。登録はせず、その中でもLINEは、連絡手段と思って割り切って使っていました。

 

当時から懐古厨でした。故郷が再開発されて、景色が変わってしまったような、そんな気持ちを抱き続けています。

 

何度も居場所を探し続けて、でもインターネットを開くと自分の知らない景色。

現代とどうやって共存していこうか、考え続けている日々です。

 

逡巡と挑戦を繰り返して、久しぶりにブログを始めてみます。宜しくお願いいたします。

 

追記。久しぶりにノートパソコンで、ブログに記事を書いていること自体が、とても懐かしくて、心地よさとくすぐったさに包まれています。